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溢-あふれる-
もしもあたしがあなただったら
ふと想いに耽るテレビ塔のバス停
追いかけて 追いかけて
過ぎ去っただけの日々
一緒に笑いすぎて出来たシワは
一生刻まれたままの消えない痕
増やし合えた “ダイスキ”を
一つずつ葬るよ
別に忘れちゃっていいよ 忘れちゃっていいよ
あなたが晴れるなら
無理に忘れちゃえばいいよ 悔しいくらい まだ
シアワセで溢れてる
時間なんていくらだって余ってたのに
どうしていつも足りなくなってしまうの?
若すぎたの?大人すぎたの?
ゴミ箱が自分で溢れてく
「ありがとう」が心包む度
すぐそば笑ってくれてる気がしてさ
突然乱暴に行き先変えたあのバスは
今何処を走ってんだろう?
全部忘れちゃっていいよ 忘れちゃっていいよ
傷が腫れるから
痛みを庇う度に 体も心も 嗚呼
あなたで濡れている
そんなこと分かってるのに
抑えても 抑えても 今日も何かが
あたしとあたしの別れ道で
暴れ出すの
例え頭の中の あなたの世界が
あたしを失っても
忘れられないよ 忘れられないよ
運命(さよなら)に抗うよ
愛も夢も涙も 離ればなれの未来も
あなたで溢れてる
そのバスを待ってる
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